sasaki418 振り向かない!目的地は決めてあるの♬
「ねぇ〜お婆ちゃん!
お婆ちゃんって、なに時代に産まれたの?」
「何時代? 昭和よ!」
「ふーん、昭和なの? 明治かと思ったわ〜」
「チョット!明治って〜
明治産まれなら 100才過ぎてるって!」
何故かむきになるワタシ
「あのさ〜お婆ちゃんが子供の頃は、どんなおやつがあったの?」
「そうね〜 田舎だったから ジャガイモとかサツマイモ、あとはお焼きかな〜」
「へぇー、ポテトあったんだ↗️お焼きって、どんなの?」
「ポテトって言っても、ミイちゃんが思ってるポテトとは、違うけどね〜 ただ茹でて、塩か醤油を付けて食べたわ! お焼きは、お好み焼きみたいだけど、具無し・・小麦粉に醤油を入れて焼いただけ 砂糖を付けて食べたもんよ〜」
「なんか まずそうだね! ワタシ、昔に産まれなくて良かった!」
「フルーツは何があったの?」
「フルーツ? りんご、みかん、スイカ、メロン、バナナ いっぱいあったよ〜」
「ふーん、バナナもあったんだね!マンゴーとかパイナップルも食べた?」
「毎日なんか食べられなかったよ!風邪引いた時は、何時も食べた!バナナ↗️ 田舎だったから マンゴーなんて見なかったわ〜パイナップルも高級な感じだったよ〜」
「かわいそうだったね〜 私の好きな 柿 イチジク ザクロも八百屋にあった?」
「柿、イチジク、ザクロは 何処の家にもあったわよ! 木に登って 良くたべたわ!」
「凄いね↗️お家にあったの!良いな! ワタシ その時生まれたかったわ〜」
他愛もない会話は 永遠と
「そう言えば、お婆ちゃんのお姉さん、知ってるでしょ? あのオバちゃんは 5歳年上なんだけどね〜オバちゃんの大好きだったおやつは 黒砂糖だったんだって!」
「えっ!黒砂糖?? 今度、オバちゃんが お客に来たら ワタシ シュークリーム買ってあげる!」
昭和20年代 田舎の暮らしを
勉強した ミイちゃんでした。