忘れることの無い1月30日…

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1月30日は実父の

月命日です。

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毎年、この日には

手作り饅頭や

ドーナツをつくり

お仏壇にお供えします。

私は父に怒られた記憶は

全くなく

「どんなお父さん？」と

聞かれる度に

｢漫画みたいな人」

と、答えます〜笑

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働き者で、子供の時は

顔を見ない日も度々…

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菓子職人で、和菓子の卸を

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まだ、車もなく自転車で

菓子箱を何段も重ね

お店を廻っていました。

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愛想がよく、サービス

満点でしたので

商売繁盛！

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誰からも好かれる

菓子屋のおじさんでした！

病気1つしなかった父ですが

70才の時、身体に異変！

受診した時には

ステージ4の胃癌でした。

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宣告されること無く

最後まで、自分は

胃潰瘍だから

手術すれば元気になる！

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そう信じていました。

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入院して半年……

真冬なのに

「スイカが食べたい！｣

「メロンが食べたい！」

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長女が、八百屋さんを

何件も周りやっと買えた

高価な スイカとメロン

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一口食べて

「ありがとう～」

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父の最期の言葉でした。